【Xcode 15】Localizable.stringsからString Catalogに移行するのはとても簡単だったよ
はじめに
Xcode 15からString Catalogが使えるようになりました。
どのくらい多言語対応が進んでいるのか進捗を確認出来たり、単数形、複数形でbook
、books
のように容易に変換できるようになりました。
実際に自分のアプリをLocalizable.stringsからString Catalogへの移行を試してみたのですが、とても簡単だったのでこの感動を共有したいと思い記事にしました。
今回の記事では、基本的な使い方やString Catalogで出来ることなどの踏み込んだ内容は紹介しておりません。
String Catalogについて気になる方は、公式ドキュメントやWWDCのセッションを見ていただくと分かりやすいです。
それでは移行手順について紹介していきます。
環境
- Xcode 15.1
Localizable.stringsをString Catalogに移行
1. Migrate to String Catalogを選択
既存のLocalizable.stringsを右クリックするとメニューが表示されます。
メニュー最下部に、Migrate to String Catalog...
という項目があり、その項目を選択します。
2. String Catalogに移行する対象を選択
String Catalogに移行したい対象を選択する為の画面が表示されます。
今回は、infoPlist.stringsとLocalizable.stringsが移行対象なので、こちらの二つを選択しました。
選択が完了したら、Migrate
ボタンをクリックします。
3. 移行完了
すると、Localizable.stringsがxcstringsファイルに置き換わり、移行が完了しました。
古いLocalizable.stringsファイルを削除する必要はなさそうです。
おわりに
とても簡単に移行が出来ました。
ありがとう、Xcode 15。